投稿日:2010/06/28投稿者:小島千昭
東京大学工学部 計数工学科 システム情報談話会

7月13日(火)17時より、本郷キャンパスにおきまして、
岩崎徹也教授(カリフォルニア大学ロサンゼルス校; UCLA)のセミナーを、
下記の通り開催いたします。

岩崎教授には、生物のロコモーションの原理から、その最適周期運動発生問題への応用として
くらげ、蛭、エイなどの周期的な泳ぎの原理の解明に至るまで、幅広くご講演をいただきます。
また、本セミナーの題目や概要など詳細は以下に記しておりますので、
ご興味のある方はご参照をいただけますと幸いです。

お忙しいところとは存じますが、皆様の奮ってご参加をお待ちいたしております。

  日時:2010年7月13日(火)17:00〜18:00
  場所:東京大学 本郷キャンパス 工学部6号館3階 セミナー室AD
        http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_07_j.html#hongo
  講師:岩崎徹也教授
        (Mechanical and Aerospace Engineering Department, 
        カリフォルニア大学ロサンゼルス校; UCLA)
        http://www.seas.ucla.edu/~iwasaki/
  題目:動物ロコモーションの推進原理と最適周期運動

  概要:
歩く、飛ぶ、泳ぐなど生き物のロコモーションは、体の周期運動が環境と相互作用することにより
実現される。その推進原理を理解し、神経制御機構を解明すれば、ロボティクスや医療技術などへ
の様々な応用が期待できる。我々はパターン発生を目的とした新しい制御理論を構築することを目
指し、生物制御系のモデリングと解析を行ってきた。本発表では、まず生物のロコモーション制御
系の全体像について具体例(蛭の泳ぎ)を用いて説明し、神経オシレータ、筋肉駆動ダイナミクス、
流体力学などの要素がフィードバック系を構成していることを示す。その後、最適周期運動に焦点
を絞り、与えられた振幅のもとで推進力を最大化した結果生じる動きとして蛇のうねりなどを説明
できることを明らかにする。また、より一般的な最適周期運動発生問題を考え、その解がシステム
行列の一般化固有ベクトルで与えられることを示し、くらげ、蛭、エイなどの泳ぎの原理の解明に
応用する。

  連絡先:原 辰次:shinji_hara@ipc.i.u-tokyo.ac.jp
          小島千昭:chiaki_kojima@ipc.i.u-tokyo.ac.jp