投稿日:2012/06/25投稿者:竹村 彰通
時:2012年8月10日(金)10時から16時分まで
 所:東京大学本郷キャンパス工学部6号館・14号館
 共同主催:東京大学工学部計数工学科数理情報工学コース
      東京都高等学校数学教育研究会

 参加申し込み先:東京都高等学校数学教育研究会 逸見 由紀子先生
         (東京都立青山高等学校) FAX FAX  03-3404-0182

プログラム

 9:40〜10:00   受付
10:00〜10:05   都数研よりあいさつ
10:10〜11:00 11:10〜12:00 講義1と講義2  6号館2階63講義室 または3階セミナー室AD

講義1「確率・統計で遊ぶ」    竹村 彰通
コインを実際に投げて表の出た回数を数えたり、トランプの数当てゲームなどで遊びながら、
確率の計算がどのように現象に適合するのかを体験します.

講義2「楽(らく)して計算するには---計算を科学する」   牧野和久
計算科学分野の基礎をなす計算量理論やアルゴリズム論は、
パズル的な側面をもつ離散数学とみなすことができます.
本講演では、計算可能性、P、NPなどの概念を応用などを交えて解説します.

12:00〜13:00   昼休み
13:00〜16:00   見学 (13:00〜13:35,13:45〜14:20,14:30〜15:05,15:15〜15:50)

テーマ1.「君もエッシャーになれる」 杉原厚吉 
芸術の中から数理構造を取り出して利用すると、芸術創作活動をコンピュータに支援させることができます。
その一例として、オランダの版画家エッシャーの作風をまねたタイリングアートを自動生成する方法を紹介します。

テーマ2.「音楽を計算する」  齋藤大輔、亀岡弘和、嵯峨山茂樹 6号館1階140号室
人と音楽との関わり方には作曲、演奏、伴奏、聴取などいろいろな面がありますが、コンピュータに
それをさせるにはどうすればいいのでしょうか?東大で行っているこの分野の最新の研究内容を
分かりやすく解説します。三角関数や確率や行列などの高校からの数学がいかに活躍するかも
併せて解説します。

テーマ3.「制御:動きをデザインする科学」 小島千昭  6号館2階62講義室 
制御工学とは、世の中のあらゆるものを自在に動かすための学問です。この見学会では、
制御工学の背景にある数理について紹介し、バイオシステムや量子システムの制御について説明します。
また、丸太乗りロボットやシーソー倒立振子などの実験機による制御のデモを行います。

テーマ4.「『ビュフォンの針』に現れる確率・統計のエッセンス」  田中冬彦 6号館2階63講義室
「ビュフォンの針」の実験を通じて、確率・統計的な考え方のエッセンスを体得します。

テーマ5.「パターン認識の数理--機械学習--」 鈴木大慈
近年我々が扱うデータ量は増加する一方であり、それに伴い人間が普段何気なく行っている
情報処理をコンピュータに代行させる必要性が高まっています。
パターン認識はそのようなニーズに答えるべく、コンピュータがデータに現れるパターンを自動で学習し
人間の代わりにデータを処理するための手法です.
本講演では顔認識などを例にして、その裏にある仕組みと数学理論を説明します。