投稿日:2014/09/26投稿者:近藤正章
システム情報談話会
「音響・信号処理関係研究交流の集い」
ご興味のある方々議論に参加されたい方々どなたも歓迎します。

日時:2014年9月29日(月)13時より17時20分
場所:工学部6号館大会議室

プログラム (発表30分質疑討論10分)
http://www.alab.t.u-tokyo.ac.jp/~nara/sp/poster.pdf

13:00-13:05 開会挨拶と趣旨説明 (安藤)
13:05-13:45 猿渡 洋(東大院情理シス情)
「高次統計量に基づく音響信号処理システムの解析及び最適化」
本発表では、統計的信号推定問題における高次統計量の利用に関して、 その基礎理論
及び以下の応用例を紹介する。(1) 高次統計量空間における不動点に着目した聴感品質
最適化  (2) 統計モデルパラメータ高速推定に基づくベイジアン信号推定法

13:45-14:25 小山 翔一(東大院情理シス情)
「スパース音場表現に基づく超解像型音場収音・再現」
音場の収音と再現において問題となる、空間エイリアシングの誤差を軽減するための、
音場のスパース表現に基づく超解像化に関する研究を紹介する。

14:25-15:05 安藤 繁(東大院情理シス情)
「荷重積分法/荷重積和法と窓関数の新たな解釈」
有限な観測区間における複数の荷重積分型の観測データから,支配方程式のパラメータを
直接代数的に推定することができる。この発表では観測区間の端部での処理に着目し,
この新たな方法論に含まれる窓関数的な処理と従来の窓関数とを対比させつつ,計測法と
解法の構造と意味を考える。

15:05-15:15 休憩
15:15-15:55 奈良 高明(東大院情理シス情)
「双極子逆問題から考える三次元空間中のN点の表現方法について」
複数の磁気双極子位置を有限領域で観測した磁場から代数演算のみで推定する方法を議論し,
1) N個の磁気双極子の三次元位置から定まるN階の対称テンソルが,Euler方程式の荷重積分
から得られる線形方程式の解として得られること, 2)そのテンソルの対角成分からN個の
双極子の3次元位置をx, y, z 軸に射影した位置が求まること,3) そのテンソルの非対角
成分から,射影した点の組み合わせが一意に定まることを述べ,本解法が三次元空間中の
N点の有効な表現法となっていることを示す.

15:55-16:35 亀岡 弘和(東大院情理シス情)
「時間領域NMFによる多重解像度信号分解」
非負値行列因子分解(NMF)により観測スペクトログラムを音源ごとに分解するアプローチが
モノラルおよび多チャンネル音源分離の有効な手法として注目さ れている。本発表では、
NMFによる音源分離方法のコンセプトを時間領域で実現する新しいアイディアを紹介し、
NMFと類似するポイントとともに、NMF では実現できなかった興味深い機能(多重解像度
信号分解)について述べる。また、上記以外の最近の研究内容についても時間が許せば
話したい。

16:35-17:15 小野 順貴(国立情報学研究所)
「非同期分散マイクロホンアレーによる音源分離」
近年のスマートフォンやモバイル端末の普及により、我々の身の回りには録音機能を
もつ機器が多数存在する。非同期分散マイクロホンアレーは、こうした複数の録音機器を
マイクロホンアレーとして用いる新しい枠組みである。本講演では、我々が取り組んでいる
ブラインド同期や、非同期信号を用いた音源分離などの信号処理手法に加え、スマート
フォン上での実装など、応用についても紹介する。

17:15-17:20 閉会挨拶 (安藤)
終了後懇親会(松本楼)