教員紹介

眞溪 歩(またに あゆむ)
眞溪 歩

東京大学大学院 新領域創成科学研究科
複雑理工学専攻
准教授

〒277-8561 柏市柏の葉 5-1-5 基盤棟 317
Tel: 04-7136-3912
Fax: 04-7136-3912

E-mail:matani@isp.ac

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略歴

1991年 大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻制御分野修士課程修了
1991年 大阪ガス(株)開発研究所研究員
1992年 CTF Systems Inc. Research Fellow
1994年 KRI International Inc. 研究員
1995年 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科情報処理学専攻助手
1998年 東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻講師
1999年 東京大学大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻助教授.現在に至る.(兼)情報通信研究機構脳情報プロジェクト招聘専門員(2003-).博士(工学).

研究テーマ

計測工学,信号処理(文献3)を専門としている.計測・信号処理とは計測対象から興味のある情報を抽出する方法である.システム論の立場では,計測対象は情報生成システムであり,計測・信号処理は情報処理システムといえる.この一連の情報の変遷を数理モデルとして一般化し,モデルを適当な構成因子に分解してブロック図で表現することを考える.ブロック図表現には,どこまでが情報生成システムかどこからが情報処理システムかは残っていない.この状況下では,情報抽出方法の発想への制約が緩和される.たとえば,計測対象の一部にも計測・信号処理の一役を担わせることが可能な場合もある.このような制約緩和によって,歪波形を用いた波形歪の計測(文献1)や脳波認識(文献2)の研究を行ってきた.特に後者は,脳科学における情報ラベリングやBrain-Computer Interface(BCI)にも応用している.

主な論文・著書

Ayumu Matani and Takayuki Shigeno: Phase Series Echography with Prior Waveform Distortion for Evaluating Posterior Waveform Distortion, IEEE Trans. on Ultrasonics, Ferroelectrics, and Frequency Control, Vol. 53, No. 11, pp.2019-2025 (2006).
Ayumu Matani, Yasushi Masuda, Hideaki Okubo, and Kunihiro Chihara: Hierarchical clustering and filtering in half-inverse space for MEG and/or EEG hypothesis-free analysis. IEEE Trans. on Signal Processing, Vol.51, No.2, pp.350-361 (2003).
眞溪歩:ディジタル信号処理工学,昭晃堂,2004