原 辰次 教授 IEEE CSS 論文賞受賞記念講演会

投稿日:2007/01/04投稿者:津村幸治
                         原辰次教授
        IEEE CSS George S. Axelby Outstanding Paper Award
                         受賞記念講演会

 2006年の IEEE Control System Society の George S. Axelby Outstanding
Paper Award 受賞者に,情報理工学系研究科システム情報学専攻・計数工学科の
原辰次教授が選ばれました.本賞はIEEEの制御部門で発行される論文誌,IEEE 
Transactions on Automatic Control に過去2年間に掲載された論文の中から,
最も優れた論文に対して与えられる賞であり,バージニア大の岩崎徹也教授との
共著,“Generalized KYP Lemma: Unified Frequency Domain Inequalities 
with Design Applications” の極めて優れた独創性と応用面が高く評価され,
本賞に選ばれました.対象論文は,システム制御理論のコアとしてよく知られた
Kalman-Yakubovic-Popov補題を有限周波数帯域に限定した場合に一般化しかつ統
一的な線形行列不等式条件として与え,その動的システム設計への幾つかの応用
例を示したもので,21世紀COE「情報科学技術戦略コア」の超ロバスト計算原理
プロジェクトならびに科学技術振興機構 CREST「数値/数式ハイブリッド計算に
基づくロバスト最適化プラットフォームの構築」の研究の一環として行われたも
のです.
 本賞は制御理論の分野において最も名誉ある賞の一つであり,今回の先生の受
賞を記念して,COE 超ロバスト計算原理プロジェクトでは,次のとおり記念講演
会を計画しました.どうぞ奮ってご参加ください.


 日時:2007年1月23日(火)16時30分から17時30分
 場所:東京大学工学部6号館3階セミナー室A,D
 講演者:原辰次(東京大学システム情報学専攻・計数工学科・教授)
 題目: 一般化KYP補題:有限周波数特性の統一的LMI条件と
    その動的システム設計への応用
 概要: 本講演では,まず本研究の背景と主要結果を述べた後,一般化KYP補題
       (Generalized Kalman-Yakubovic-Popov Lemma)のシステム制御理論に
        おける役割について説明する.さらに,一般化KYP補題の動的システム
        設計への応用例を紹介し,今後の展開ならびに解決すべき課題に言及する.
        制御に馴染みのない方にも理解いただけるよう,「ロバストシステム
        設計」をキーワードに一般化KYP補題にまつわる話題のエッセンスを
        紹介する予定である. 

 主催:21世紀COE「情報科学技術戦略コア」
    超ロバスト計算原理プロジェクト
 連絡先:超ロバスト計算原理プロジェクト推進室 03-5841-8608

講演会の後18時より工学部6号館3階にて,原先生を囲んで祝賀パーティ
を開く予定です.予算は一般3,000円,学生1,000円程度を予定しています.
是非ともご参加頂ければと思います.ご参加の場合,できましたら事前に
津村(システム情報・計数, tsumura@i.u-tokyo.ac.jp)までご連絡頂けると
助かります.以上,宜しくお願い致します.