成果

システム情報第8研究室
(中村 宏教授,近藤 正章准教授)

超低消費電力VLSIシステム:

半導体集積度の向上に伴い、リーク電流による消費電力の増大などの問題が顕在化し、消費電力の飛躍的な低減がVLSIシステムに求められている。そこで、回路実装・アーキテクチャ・システムソフトウェアが階層を越えて連携・協調することで、極めて低い消費電力で高い性能を達成するVLSIシステムの実現を目指す研究を行っている。1) 細粒度電源制御を実現する回路技術、2) 細粒度電源制御に適した命令実行制御方式、3) モデリングと状態監視による効率的なプロセス管理・電源制御手法。

高性能並列計算システム:

高性能な並列計算システムにおいては、非常に高い性能を限られた電力で達成することが求められる。我々は、並列計算システムの構成方式、性能と電力のモデリングに基づく実行時制御など、電力あたりの性能を飛躍的に向上させる並列計算システムの研究を行っている。

ディペンダブル情報/ネットワークシステム:

情報システム/ネットワークを構成する要素にフォールト(故障原因)が生じることは避けられない。たとえフォールトが生じてもシステム全体としては障害を引き起こさず、正常なサービスを提供可能な「フォールトトレランス」を実現するシステム設計論を得るため、フォールトモデルの検証、フォールト検出/診断/隠蔽手法、システム回復アルゴリズム、冗長・分散化に基づく設計方法論とアーキテクチャなどを研究している。