氏名 西村 拓海
指導教員 定兼 邦彦 教授
研究室 数理情報第2研究室

研究概要

プライバシー保護データ分析の基盤技術である秘密計算の一方式である準同型暗号は,暗号化したまま計算可能だが各種演算の計算効率に課題がある.本研究では準同型暗号TFHE方式において計数ソートを構成し,既存ソート手法の漸近的計算量の改善をした.
準同型暗号における計数ソートのサブプロトコルの動作例.累積和の表を作成した後,表から値を選ぶことで並び替えを表す順列を作成する.

卒論の感想

四か月という短い期間でしたが,既存研究の理解の方法から研究成果の伝え方まで多くを学ぶ事ができました.定兼教授をはじめ,ご支援くださった皆様に感謝申し上げます.