振幅分布を対象とした音場合成法の研究

阿部 拓実

（指導教員：猿渡 洋 教授、小山 翔一 講師／音メディア情報学研究室）

研究概要

複数の領域に所望の音を届けるような音場合成を実現するために、振幅分布のみを所望音場として音場を合成することを目的とし、その最適化問題を解くための新たなアルゴリズムを提案した。数値実験に加え、実システムでも提案法の有効性を確認した。

上部の円で振幅1、下部の円で振幅0を所望音場とした場合の、従来法と提案法による合成音場

卒論の感想

先生方、先輩方のサポートもあり、半年間という短い期間で、理論を深く学ぶとともに、論文執筆や、研究発表を経験をすることができ、非常に有意義な機会でした。