流線の部分情報に基づく巨視的音響流場の構成法に関する研究
- 伊藤 悠貴
- (指導教員:長谷川 圭介 講師、奈良 高明 教授/物理情報計測・逆問題研究室)
研究概要
音響流(音波の伝搬に伴い媒質が動く現象)を用い,空気中で独立した細い流れを制御する手法が研究されている.本論文では,その1ステップとして,「所望の細い流れ(流線)から,これを囲む領域での,妥当かつ望ましい音響流場を構成する手法」を考案した.

音響流の生成フロー
卒論の感想
手厚いご指導の下,研究姿勢,思考の整理法,成果の説得的な提示法を学び,軌道に乗った研究の面白さ,新規性を生む難しさを身を以て体感した.濃密で糧となる半年だった.