散逸ダイナミクスを用いた量子復号
- 下村 光彦
- (指導教員:津村 幸治 准教授/制御理論研究室)
研究概要
量子コンピュータや量子通信といった量子情報技術の実現には,量子誤り訂正技術の確立が不可欠である.本研究では散逸系を用いたスタビライザ符号の復号手法を提案し,従来のゲート方式が抱えていた極めて難易度の高い制御面での課題を解決した.

散逸系を用いたスタビライザ符号の復号
卒論の感想
私は一月程何の進展も得られなかった時期があり,当時は大変苦しい思いをしましたが,それを含め研究に対する向き合い方という点で非常に良い経験ができたと思っています.