学位論文テーマ一覧(システム情報工学)

マウスの体動計測が可能な空気圧バルーンを用いたアレイ型ソフトステージ

鈴木 大河
(指導教員:川嶋健嗣 教授/システム医工学研究室)

研究概要

二光子顕微鏡での生体観察時には体動由来のモーションアーティファクトが発生する。本研究では空気圧バルーンを用いたアレイ型ソフトステージを開発した。アレイ状に並んだシリコンバルーン上にマウスなど観察対象の生体を配置し、バルーンによる体動吸収と変形情報計測による呼吸センシングを目的とした。

(上)実験系の模式図 (左下)アレイ型ソフトステージ (中央下)実験に使用した模擬マウスの解体図 (右下)吸入量とセル内圧の時間波形


卒論の感想

3Dプリンタやシリコンを用いて、設計し製作して改良するというモノづくりから、製作物を用いた測定結果の分析まで、様々なことを経験できた非常に有意義で楽しい半年であった。

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