学位論文
源氏物語の計量分析
- 森川 直哉
- (指導教員:竹村 彰通 教授/ 数理情報第4研究室)
研究概要
本研究は,統計的手法を用いて客観的に『源氏物語』を分析したものである.具体的にはクラスター分析,因子分析等を用いて今もって謎とされてい るグループ化,執筆順序推定,著者複数人説の検証を行い,現在の定説とは異なる結論を導き出した.
卒論の感想
文学の研究は元来,主観的なものが多かったが,統計的手法も有効であることが確認された.このような他分野への統計的手法の活用は今後も大いに 必要であると考える