学位論文

QTT形式の高次元双曲型偏微分方程式への応用

丸尾 恭四郎
(指導教員:松尾 宇泰 教授/ 数理情報第3研究室

研究概要

本研究は高次元の微分方程式の数値計算に関する研究で,QTTという手法を用いて高次元データを圧縮しつつ,数値計算を適用した.特に波動方程式などの双曲型の偏微分方程式を対象とした.高次元の場合では,実行時間,メモリ消費量の観点から有効であるということが確認された.

波動方程式の数値計算の実行時間.緑が圧縮なしの場合,青がQTTによる圧縮を行なった場合.


卒論の感想

先行研究を調査して,自分でプログラミングをして.様々な手法を試行錯誤していく過程が辛くもありましたが,夢中になって進めて行くことができ,充実した卒論研究を行うことができました.

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