学位論文

代数的群モデルにおけるDiffie-Hellman系問題の困難性証明

水出 大河
(指導教員:高木 剛 教授/数理情報第1研究室

研究概要

ElGamal暗号などいくつかの暗号方式の安全性を主張するにはDiffie-Hellman系問題と総称される諸問題を解くことが計算量的に困難なことを証明する必要がある.本研究では代数的群モデルと呼ばれる仮定の下でその困難性証明を行った.

Fuchsbauerらによる代数的群モデルの下での離散対数問題から平方Diffie-Hellman問題への帰着証明.本研究ではこの証明の方針を参考にして他のDiffie-Hellman系問題の計算量的困難性についての証明を行った.


卒論の感想

初めての論文執筆でしたが指導教員の高木先生たちのご協力のお陰で研究活動において重要な様々なノウハウを学ばせていただくことができました.改めて感謝申し上げます.

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