学位論文

半正定値計画法を用いた行列式点過程の推定

横山 智彦
(指導教員:駒木 文保 教授/ 数理情報第4研究室

研究概要

行列式点過程は複数点間相互作用性をもつ点過程である.その生成カーネル関数を最尤的に推定するために,候補の固有関数の選択問題の緩和問題を考えた上で,半正定値計画法を用いる手法を提案した.また,推定結果が真の固有値に近づく様子を実験で確認した.

行列式点過程の様子とその固有値の推定結果


卒論の感想

数学を使う研究の奥深さ,それに触れる楽しさ,テーマ選択や研究の困難さ,多くの新しい体験を通じ高密度で貴重な数カ月を過ごせました.御世話になった方々に感謝します.

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