学位論文

応答関数を用いた連続時間力学系の因果構造に関する研究

柳田 真輝
(指導教員:泉田 勇輝 講師/ 数理情報第8研究室

研究概要

常微分方程式で記述される連続時間力学系モデルにおいて,ある変数に摂動を与えたときの応答関数が変数間の因果構造の検出・定量化のための指標となりうることが指摘されている. 本研究では連続時間力学系ではどのように因果モデルが定式化され,また応答関数がその因果モデルにおいてどのような意味を持つのかについて議論した.

三振動子蔵本モデルにおける変数間の結びつきの強さと応答関数の関係を表したグラフ


卒論の感想

卒業研究を通じて,0から研究テーマを立てて学術的に意味のある結果を出すことの難しさと醍醐味を体感しました.

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