Izhikevich spiking neuron model of motor function circuit in Drosophila embryos (Izhikevichニューロンから構築されたショウジョウバエ幼虫の運動機能ネットワーク)

董 詩雲

（指導教員：郡 宏 教授／ 数理情報第8研究室）

研究概要

Hebbian可塑性理論を適用したニューロン回路の発展により，ショウジョウバエ幼虫の運動機能の発火パターンを再現できることを示した. Izhikevichのニューロンモデルを実験データに適応させ，シミュレーションにより，提案されたネットワークが特徴的な発火パターンと行動を再現できた. また，指数的に減少する重みパターンにより，不規則な発火行動から安定化する簡略化された学習過程を表現できる.

Simulation of a self stabilizing system

卒論の感想

ニューロンモデルを活用して微分方程式を解析してネットワークを立て，既存の実験データと現象の数学モデルを構築する方法を研究しました. 指導してくださった先生方に感謝いたします.