数理生命-合原

教員紹介

合原 一幸(あいはら かずゆき)
合原 一幸

東京大学 生産技術研究所
東京大学大学院 情報理工学系研究科 数理情報学専攻
教授

〒153-8505 東京都目黒区駒場 4-6-1 Ce-601 号室
Tel: 03-5452-6691 内線 56691
Fax: 03-5452-6692

〒113-8656 東京都文京区本郷 7-3-1 工学部 6 号館 353 号室
Tel: 03-5841-6910 内線 26910
Fax: 03-5841-8594

E-mail:aihara@sat.t.u-tokyo.ac.jp

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略歴

1982年 東京大学 大学院工学系研究科 電子工学専攻 博士課程修了
1993年 東京大学 工学部 計数工学科 助教授
1998年 東京大学 大学院工学系研究科 計数工学専攻教授
1999年 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 教授
2003年 東京大学 生産技術研究所 教授
東京大学 大学院情報理工学系研究科 数理情報工学専攻 教授 (兼任)
2008年 東京大学 大学院工学系研究科 電気系工学専攻 教授 (兼任)
2010年 東京大学 生産技術研究所 最先端数理モデル連携研究センター長 (兼任)

研究テーマ

脳,カオス,複雑系、ゲノムなどに関連した数理的基礎問題を研究している. 具体的な研究テーマとしては,

1. 複雑現象の数理解析
複雑系数理モデル学,カオス工学,複雑系ビッグデータ解析(経済データ,地震データ,感染症伝播データ,風況・日射量データなど),カオス計算論など

2. 脳情報システム理論
人工知能の数理,神経回路網の数理,脳・神経時空間データの非線形解析,脳の学習・自己組織化理論,光電子ニューラルネットワーク論など

3. 疾病の数理モデルと治療への応用
ガンや HIV などの難病の数理モデル構築とその数理モデルに基づくテーラーメードな最適化治療手法や分岐理論解析に基づく動的ネットワークバイオマーカー(DNB)を用いた複雑疾病の未病(疾病前)状態の超早期診断手法など

4. 複雑ネットワークの工学・産業応用
社会インフラシステム,スマートグリッド,コミュニケーションネットワーク,交通流などの工学分野の複雑ネットワークの数理モデル化とその工学・産業応用など

主な論文・著書

中尾裕也,長谷川幹雄,合原一幸:
「ネットワーク・カオス -非線形ダイナミクス,複雑系と情報ネットワーク-」,
情報ネットワーク科学シリーズ 4 (電子情報通信学会 監修), 2017, コロナ社.
合原一幸 編著:
「人工知能はこうして創られる」, 2017, ウェッジ.
合原一幸 編著:
「暮らしを変える驚きの数理工学」, 2015, ウェッジ.
合原一幸 編著:
「社会を変える驚きの数学」, 2008, ウェッジ.
合原一幸, 神崎亮平編著:
「理工学系からの脳科学入門」, 2008, 東京大学出版会.
合原一幸 編著:
「脳はここまで解明された」, 2004, ウェッジ.
合原一幸:
「カオス学入門」, 2001, 放送大学教育振興会.
合原一幸 編:
「複雑系がひらく世界-科学・技術・社会へのインパクト」別冊日経サイエンス 120, 1997, 日経サイエンス社.

 

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