脳機能計測

脳の働きを計測する手法としては脳血流を計測する方法(PET,fMRI,OT)と脳細胞の電磁気活動を計測する方法(MEG,EEG)がある.前者は間接的計測,後者は直接的計測に分類される.前者はイメージング画像として計測される利点があるが,後者は時間分解能が高くmsオーダである利点を持つが,活動源を計測データから推定しなければならない(逆問題).計測4研では,従来のMEGの最高計測チャネルが300CHであったのに対し,約1.5倍の440CHでベクトル計測も可能な世界最新鋭のMEG装置を導入し,一次感覚機能から記憶,注意,言語などの高次機能に関する研究を行っている.

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