システム情報工学コース 駒場キャンパス研究室見学会(2018年12月12日)

計数工学科システム情報工学コースでは、2018年度総合科目D現代工学基礎I「物理情報システム工学」の駒場キャンパス研究室見学会を以下のように開催します。
本授業を受講していない学生も参加可能ですので、興味のある方は是非ご参加ください。

日時:2018年12月12日(水曜日) 17時10分~
集合場所:駒場IIキャンパス先端科学技術研究センター4号館1階エレベータホール

詳細はこちらをご覧ください。

システム情報工学コース 本郷キャンパス研究室見学会(2018年11月9日)

計数工学科システム情報工学コースでは、研究室見学会を以下のように開催します。
コース選択学生向けの見学会、および2018年度総合科目D現代工学基礎I「物理情報システム工学」の本郷キャンパス研究室見学会を兼ねています。
興味のある方は是非ご参加ください。

日時:2018年11月9日(金曜日) 17時00分~
集合場所:本郷キャンパス工学部6号館1階 大会議室

詳細はこちらをご覧ください。

猿渡洋教授が2018年(第88回)服部報公会「報公賞」を受賞

システム情報工学コース 猿渡洋教授が2018年(第88回)服部報公会「報公賞」を受賞しました。

受賞の対象となった研究業績は、「音メディアにおける教師無し最適化理論の構築とその応用展開」です(筑波大学・牧野昭二教授との共同受賞)。
本業績においては、実時間独立成分分析の開発、劣決定ブラインド音源分離アルゴリズムの提案・応用展開、および独立低ランク行列分析の提案が評価されました。

同賞は、工学の進歩に著しく貢献した顕著な研究業績を挙げた研究者に対し、その功績を讃えることにより、工学に関する研究を奨励援助し、
もって学術及び科学技術の振興と進歩発展に寄与することを目的として、 公益財団法人 服部報公会により表彰されるものです。

詳細は、こちらをご覧ください。

郡 宏

教員紹介

郡 宏(こおり ひろし)

東京大学大学院 新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻
東京大学大学院 情報理工学系研究科 数理情報学専攻 兼担
教授

E-mail:kori@k.u-tokyo.ac.jp

[柏キャンパス]
〒277-8561 千葉県柏市柏の葉5-1-5
新領域基盤棟 5H3 (メールボックス410)
Tel: 04-7136-3936

[本郷キャンパス]
〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1
工学部6号館 433号室
Tel: 03-5841-6930

[ホームページ]

略歴

2003年 3月 京都大学 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 博士課程 修了
2004年 4月 マックス・プランク研究所 奨励研究員(フリツ・ハーバー研究所 )
2005年 3月 フンボルト財団 奨励研究員(フリツ・ハーバー研究所)
2006年 4月 北海道大学大学院 理学研究院 数学専攻 学術研究員
2008年 3月 お茶の水女子大学 お茶大アカデミック・プロダクション 特任助教
2012年 4月 お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 准教授
2018年 9月 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授

研究テーマ

基礎的な理論研究をベースに,モデリングや実験研究者との協働を通して,社会的ニーズのある問題の解決を目指す.具体的に,以下のような話題に取り組んでいる.

・同期現象の基礎理論の構築
・複雑ネットワークとダイナミクス,同期,ゆらぎ,最適化
・体内時計の数理的理解と時差ボケの回避法の提案,実験検証
・細胞分化における遺伝子発現リズムの記述と役割
・歩行や遊泳などのロコモーションの数理モデル
・微生物の遊泳の数理モデル
・電力網や輸送網の最適ネットワーク構造
・自己組織化,時空間のパターン形成
・化学反応系の記述とダイナミクスの制御
・非線形・非平衡系におけるミクロ・マクロリンク

 

主な論文・著書

  • H. Kori, Y. Yamaguchi, H. Okamura: “Accelerating recovery from jet lag: prediction from a multi-oscillator model and its experimental confirmation in model animals”, Scientific Reports 7, 17466 (2017)
  • H. Kori, Y. Kuramoto, S. Jain, I.Z. Kiss, J.L. Hudson: “Clustering in Globally Coupled Oscillators Near a Hopf Bifurcation: Theory and Experiments”, Phys. Rev. E 89, 062906 (2014)
  • Y. Yamaguchi, H. Kori, H. Okamura et al: “Mice Genetically Deficient in Vasopressin V1a and V1b Receptors Are Resistant to Jet Lag”,
    Science 342,  85 (2013)
  • I. Imayoshi, H. Kori, R. Kageyama et al.: “Oscillatory Control of Factors Determining Multipotency and Fate in Mouse Neural Progenitors”,
    Science 342, 1203 (2013)
  • I.Z. Kiss, C.G. Rusin, H. Kori, J.L. Hudson: “Engineering Complex Dynamical Structures: Sequential Patterns and Desynchronization”,
    Science 316, 1886 (2007)
  • 郡宏、森田善久:「生物リズムと力学系」共立出版 (2011)

数理情報第8研究室

非線形物理学研究室(新領域創成科学研究科)
研究室のHomePage →

複雑な動的システムのモデリングと基礎理論の構築


郡 宏

教授

泉田 勇輝

講師

自然,生命,人工物などに現れる複雑な動的システムを理解するために,基礎理論の構築と数理モデリングおよび解析を行う.さらに,実験研究者と密接に協働し,社会に求められている問題の解決を目指す.研究は主に力学系と確率過程の理論,および数値シミュレーションに基づく.

モデリングと理論
複雑な現象を生み出すシステムを記述するできるだけ簡単な数理モデルを構築し,現象の理解,予測,制御,最適化を行う.また,問題の一般化・抽象化を通して,普遍性の高い理論の構築を行う.研究対象として,体内時計などの生物リズム,歩行や遊泳などのロコモーション,流体現象,電力網,輸送網,交通流,化学反応系や生物のパターン形成,社会システム,神経ネットワークなどを幅広く扱う.

実験研究者との協働
工学,生物学,医学,化学分野などの研究者と協働し,数理モデリングや解析による理論的考察を提供することよって,社会的ニーズのある問題の解決を目指す.

キーワード
非線形現象,力学系,振動,カオス,同期,ゆらぎ,複雑ネットワーク,縮約,制御,最適化,体内時計,生物物理学,発生,ロコモーション

数理情報学輪講の注意事項(H30S)



数理情報学輪講 平成30年度夏学期

数理情報学輪講 平成30年度 夏学期(S1/S2)H30夏日程表(2018年4月版)

司会者の方へ:割り当てられた日の都合が悪い場合には,
他の大学院生と個人的に交渉して,担当日を交代してください。交代が決まったら輪講幹事へ(rinko_kanji(at)mist.i.u-tokyo.ac.jp)

担当教員:田中久美子

毎週金曜日14:55-16:40 に,2つの部屋

  • 数理共通大ゼミ室(工14号館534号室)(駒場Ⅱキャンパス生産技術研究所C棟5階Ce503号室から遠隔参加可能)
  • 計数大セミナー室(工14号館626号室)

に分かれて行います。

(0)連絡事項+より詳細な資料

(1)時間厳守!(5分以上遅刻は欠席扱い,「5分までなら遅れても良い」という意味ではない)

  • 開始5分以上の遅刻は欠席と見なします
  • 司会者は講演が始まったらコメント用紙を手元に置き,各遅刻者は司会者から手渡しで用紙をもらってください。
  • 司会者は5分以上遅刻した人に対しては「○分遅刻」とコメント用紙の欄外(右上端)に書いて渡してください。
  • 5分以上遅刻した人は評価,コメントを記載することはできますが,点数には算入しないこととします。司会者の方は注意してください。

(2)各自日程を確認してください

  • 各自,日程表にて,自分の発表/司会(補助)の予定を確認してください。
  • やむを得ず欠席する場合には,欠席届〔doc〕〔pdf〕を記入し,
    計数事務室に提出してください。
  • 学会発表などにより司会者/司会補助に割り当てられた日の都合が悪くなった場合は,他の大学院生と個人的に交渉して,担当日を交代すること。交代が決まった場合は,そのことを輪講幹事(rinko_kanji@)に連絡する。

(3)発表者/司会者/司会補助は,忘れずに以下のことを行ってください

【輪講の1週間前までに】

  • 発表者は概要をrinko@に向け,アナウンスしてください。
  • 司会者発表者(修士課程学生の場合)に対して発表の一週間前までに,発表の準備に対するアドバイスを行ってください。特に,予稿とビジュアルエイド(必要に応じて)の準備が十分かチェックしてください。
    また前項のアナウンスが適切に行われているか確認してください。

【輪講の前日までに】

  • 司会者は,発表者から配布資料を電子メールで受け取って下さい。 駒場への中継がある場合(534号室)は,司会者はこれを司会補助(駒場担当)に転送して下さい。

【輪講の開始までに】

  • 司会者(本郷534号室・626号室担当)はコメント記入用紙を,計数事務室で受け取るか,
    必要数印刷して,会場で配ってください(昨年と変わっていますので注意してください)。〔コメント記入用紙〕
  • 司会者(本郷534号室担当)は,遠隔講義システムの電源を入れてください。
  • 司会補助(駒場担当)は,遠隔講義システムの設定を行ってください。
    また,コメント記入用紙を,必要数印刷して,駒場の会場で配ってください。〔コメント記入用紙〕
    〔評価記入用紙(教員用)〕

【輪講終了後(遅くとも,1週間以内に)】

  • 626号室担当の司会者は,コメント用紙の数値評価を集計,平均値を計算したものを,コメントの中から適当にをいくつか選んだものとともに,rinko@に向けて送ってください。
  • 駒場への中継がある場合(534号室)は,まず,司会補助が駒場の分をまとめて,534号室担当の司会者に電子メールで送ってください。 534号室担当の司会者は,駒場の分と,534号室の分とを,ひとつにまとめたあとに,rinko@に向けて集計結果とコメントを送ってください。
  • 司会者司会補助は,自分の担当部屋のコメント用紙を,学籍番号順に並べたあと
    学内便で計数事務室宛に送ってください。

(4)教員各位


第91回五月祭 応用物理系(計数工学科・物理工学科)の学生が「工学博覧会」を出展します

来たる五月祭にて、応用物理系の学生有志が「工学博覧会」と題した学術展示を行います。
物理・数学・情報の知識や技術を使った面白い実験展示をたくさん準備しています。その他にも、学生による講演や応用物理系の学生や先生方をお呼びしての座談会など、応用物理系について紹介する企画を多々用意してお待ちしております。

日時:平成30年5月19日(土)・5月20日(日) 両日とも9:00-17:00
場所:本郷キャンパス 工学部6号館2F・3F

詳細は以下のウェブサイトやTwitterをご覧下さい。
Website: http://ap-phys.net
Twitter: @apmayfes